その3 新しい先生
2023年9月15日
私のスリランカ料理の師匠・Sさんから、アフリカ某島国(聖子さんの歌にもなったところ)のホテルより仕事のオファーを受けたので近く赴任するという知らせが届いたのは今年1月。
「ごめんね。家族はスリランカに残るからあなたはいつでも泊まりに来て大丈夫。だけど料理はもう教えてあげられません」
私とSさんの6年にも及ぶ師弟関係はあっさりと終了した。私はまた新たな先生を探さなければならなくなった。
Sさんはホテルの調理場で働くプロの料理人だったので、次に習うならお料理上手な家庭の主婦がいいと思っていた。主婦だからこその自分の料理メソッドなどを持っている人ならなおよし。庭でスパイスを育てていたり、またはスパイスのオーガニック農園とつながりを持っている人だったらさらによし。そうなるとコロンボとかの都市部在住というよりは地方にお住いの方になるだろう。
”何か探しているもの、欲しいものがある時は条件を明確にしておく” それが私のモットー。そうすると引き寄せの法則で出会える確率がぐっと上がると思っている。そして今回も多分にもれず、私のピッタリの先生をスリランカの古都・キャンディ郊外に見つけることができた。
その4へ続く。
#CHOKKIのスリランカ買い付け出張記2023